年末の退団者

そして

退団者の件

友人から「和音ちゃん退団だよ！？」とメールの数々
それは私が和音美桜さんファンであることを物語る・・・
好きなの…歌だけでなくルックスも…
“アイラブショパ～ン”と銀橋で踊る和音ちゃんに釘付けだったの
ポピーの精（小）も
DVDでは犬坂毛野和装が大好きだったの
黎明の風もよかったし

ショック、、、

麻音颯斗さんもショック
素敵な男役になられるのだろうな、といつも思っていたのにな、、、

夏大海さんは８３期だしさ、、、

６名、数字の６はまず多いし
中堅～上級生が多いのも心にズシンと重い
寂しいな
始まる前だけど、寂しい気分

２００８ 宝塚巴里祭②

つづき

♪私の心はヴァイオリン

凪七瑠海さんのソロです
凪七さんて、時々リアル少年のようであり、いかにも下級生的初々しさ
を感じさせ、そして時にはドッキリするような男らしさが垣間見える
まさに成長期の男役さんだなあ

この曲はかわいい感じでした

どこかのタイミングの…悠未さまのお着替えに入る前の場面

「上級生（下級生）から自己アピールをしてください」というところ
「40秒から、１分までですよ、それ以上になると後が困りますからね」と
まるで子どもに言い聞かせるような口調の悠未さまと、お利口に返事をする
下級生のやりとりが楽しかった
純矢ちとせさんと向き合った悠未さま、掛け声「ハイッ」と敬礼しあう
グルーパー中佐さながらのポーズも可笑しかった

凪七瑠海さんの自己アピール・・・

高校時代フランス語を２年勉強されたそうで、アールの発音が難しいので
楽譜のカタカナ（フランス語）の部分をリアルな発音でやってみたらどうだろう
と思い立ち、「パリッパリッパリ～」をお風呂でやってみたところ・・

パヒッツパヒッツパヒ～

みたいになっちゃって大変でした、とのこと　笑

５年ぶりに同期の純矢さんと一緒で嬉しいですとのこと

純矢ちとせさんの自己アピール・・・

４年前に初めて巴里祭に参加したときは男役だったので今回は別の意味で
緊張しています、ということで、でも男役だったなんて全然想像できなかったなあ
優しい歌声で娘役らしかったですよ

料理がお好きだそうですが、スコーンを焼くはずが、押したボタンが「解凍」だったため
水分が全て蒸発したスコーンならぬストーンが出来上がり～
拍手！話が上手

トークは娘役としては力強かった、というか宙組には居ない雰囲気だったかな
元気があって好ましい娘役さん
黄色のドレスだった記憶

美影凛さんの自己アピール・・・

よく「地方出身者？」と言われるそうです、おっとりした性格の方なのですね
ダイビングが趣味だそうです

松風輝さんの自己アピール・・・

あだ名はまっぷー、というところで何故か夫がウケていた

そう、夫が初めて！！！！！！！！生悠未ひろさまを目の前にしたのだ！！！
それはいいとして

宝塚は広いみたいですね、夜にはムササビが飛ぶようなところもあるそうで
自然豊かなところでお育ちになったお話が面白かったです

月映樹茉さんの自己アピール・・・

真面目で良い子の印象
いつも舞台上でニッコニコしているので感じが良いな～と思って観ている生徒さん

渋谷にある大学付属の学校に通っていたけれど、芝居の勉強がしてみたい、と
いうことで大学へは進学せずお母さまが唯一許して下さった宝塚へ入団された
ということでした

学生時代のアルバイトを通じ「お客様のために出来ること」という精神を学ばれた
そうです、うんうん、ホントそうですよね、その心って、お客さんに不思議と通じるんです

天咲千華さんの自己アピール・・・

両国出身で、花火大会は２６日ですというCMを２日間してくださいました
今日ですな

元関脇逆鉾の話をしたら夫
「似てるなあ！」
そうなの？

ピンクのドレスというあたり、将来を感じる娘役、天咲さん！

あ、そうそう、天咲さんとのタンゴデュエットで、悠未さまの何が色っぽいかと言えば
首を傾けてキッスするところでしょうね
あ～身長差といい年齢差といい、もろ好みだったな～
同級生カップルなどより私の好みはリードする熟練の男性と何にも染まっていない
瑞々しい女性の組み合わせなのら

あ、でも魔性の女に翻弄される男、というのも好き
それはのちほど

星吹彩翔さんの自己アピール・・・

京都と言えば！と名産品や名所を挙げ「いやいやいや、京都と言えば星吹彩翔！」
彼女はムードメーカーなのですねえ、面白かった
やたら芝居がかった台詞まわし？が可笑しかった

ご当地限定モンチッチストラップを集めておられるそうです

瀬音リサさんの自己アピール・・・

韓国ドラマは全てチェックしているそうです
ナントカ・ヘギョンさん？『フルハウス』というドラマの女優さんがお好きだそう

『天国の階段』と『ホテリアー』は知っているけど、最近さっぱりチェックしてない
韓国ドラマ。。

研５以下の下級生の皆さん、とってもしっかりしていてお話上手でビックリした
さすが舞台人だなあ


悠未ひろさまの自己アピール・・・
ご登場後のトークとごっちゃになっているけど　

巴里祭に向けてパリ旅行に行ってきたときの話

「日本規格外（ご本人談）」のプロポーションを誇る悠未さま、パリでは
レディースでぴったりのものが沢山あって、無我夢中でお買い物されたそう

「オーシャンゼリゼ」を歌いながらシャンセリゼ通りを歩いたそう　まさに

地下鉄に乗ることが多かった

その地下鉄でストリートミュージシャンを沢山見たが、レベルが高かった

オペラガルニエ（…ドキ！ルイ・アントワーヌ・レオン様の台詞）など観光地を廻ったが
中でもベルサイユ宮殿には「笑ってしまうほど」のスケールを感じた
これがベルバラの世界か、と

娘役になりたい夢

おおむねこのようなトークを展開されておられました
面白かった～
口調が面白かった

つづく


打ち上げ１件目の２杯目

あー…イイ…

『宙ＦＡＮＴＡＳＩＳＴＡ！！』

マイフェイバリットショーだと改めて実感
歌うことに飽き足らず、またまたＤＶＤ観～ちゃった
観まくっても擦り切れない点、いいねＤＶＤは
それにデジタルハイビジョン映像で楽しめるのがなんとも良い時代だ

このショーの好きな点は、色々あるけど

全ての場面がそれぞれ超個性的で飽きないところ

だと思う

天体が移り変わるごとに色合いが変化していくところが素晴らしく
適材適所に役者がちりばめられている点が演出家の才能を感じさせる

変な「間」もなくリズミカルで若々しい

衣装もテーマにピッタリ、そして音楽が最高にいい

爽やかに誕生するスターを見ての笑いで始まり、娘役の華やかさに目を奪われ
若手男役のキュートなダンスにウキウキし、嫉妬の炎燃やす女の情熱とエロス
立体的な舞台演出、異次元の男女、火と水…
過去の清算としての浄化にまたもや誘惑の色…そして再会、愛を確かめ感動のコーラス
ゴージャスな男役扮する美女トリオの登場を弾みに一気にアダルトなホストクラブ
文句のつけようが無いこれぞ宝塚男役の華やかなショー、そして闇の世界
生まれ変わった神のようなトップスター、宙組生徒全員の顔いっぱいに弾ける若い笑顔
胸に衝撃を感じるような感動、どんなときよりも透明色に感じられるような涙が頬を伝い
完璧なまでの黄金にきらめくトップスター
斬新な振りつけの新しい組らしきポップで都会的な群舞に清潔感一杯のデュエットダンス
団結力、若さ、透明感、スポーティ、未来への期待感…色々な衝撃が心を埋め尽くし
感動の嵐で大階段を迎える

こんなに素晴らしいショーってなかなかないと思う！

夜中にひとり感動するつるみきでした

研６で退団？

暁郷くんが…退団・・・・・・・・・・・・・・・・え？

何年目だっけ？と調べてみたら、２００３年に入団して６年目…
存在感があるからもう少し学年が上だと思っていたくらいだけど
もう退団…

同期は誰だっけ？

凪七 瑠海さん
純矢 ちとせさん
妃宮 さくらさん
舞姫 あゆみさん
愛花 ちさきさん
香翔 なおとさん
七海 ひろきさん
萌野 りりあさん
雅 桜歌さん

かなり華やかな学年ではないか！

バウホールで退団なんて…観にいけないから、私の観劇最後であった５月で
見納めという結果になってしまったんだ、寂しい

好きだった役を新人公演のルカノールって書いてくれた暁郷くん
コパカバーナで　♪どお～してはーなーそ～お～言いーたいこほ～とほ～を～♪
って面白い歌い方していた暁郷くん
宙ファンタジスタの金星ラダでキメキメだった暁郷くん

そんなー・・・

なぜかこころに不安のさざなみたっています

巴里祭完売♪

7/21はご好評により完売いたしました。

との情報が！

巴里祭って、満席にするのがとても大変らしい（お値段も高いし）上に
今年は阪急だけでなくパレスホテルが追加になって
より一層大変らしいと聞いていたのに…

さすが～悠未ひろさま！

と…凪七瑠海さんと純矢ちとせさんと美影凛さんと松風輝さんと
月映樹茉さんと天咲千華さんと星吹彩翔さんと瀬音リサさん！

そして岡田敬二先生！

ならびに宝塚歌劇団！

それにパレスホテル！

素敵さを多くの人に認識してもらえるチャンスを無駄にしない悠未ひろさま！

あ～楽しみだーーーーーーーーーー

宙ファン何してる？

私は、出版物整理したり、ファンレター用グッズ買出ししたり
スパイダーソリティアしたり、フリーセルしたり
枝毛切ったり、食い倒れ足り、寝溜めしたりしています。。。

宙のスカイ・フェアリーズ

スカイステージ非視聴者の自分には全く関係ないですがね…

天輝トニカさんと天咲千華ちゃん

天輝さんって口に特徴がありますよね
口をみて「あ、あれはトニカさんだ」っていっつも思う…
舞台化粧も入り待ちでも…

天咲千華ちゃんはなぜゆえにあんなに色っぽい踊り方をするのか？
この公演ではもんぺ娘とリンゴの歌手の天咲さんに目も心も奪われたものです

本日のランチ

小石川後楽園の食事処～涵徳亭（かんとくてい）～にて６３０円（安っす～）のお弁当



筑前煮、焼き物、海老とホタテを煮たもの、ひじきを煮たもの、卵焼き
かまぼこ、揚げ茄子と青梗菜の煮浸し、お酢でしめたれんこん
美味しいご飯、お味噌汁、香の物、梅干

庭園も見られてすごいお得なの

http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index030.html

やけ食いする千秋楽後

衝動に駆られて『ネバーセイグッバイ（ＢＳ版）』を見返した
私が宝塚歌劇に完全にはまった作品、だから、気が狂ったように何度も観た作品
でも今観たらどんな感じがするだろう？と

そうしたら、当時、和央さんと花總さんと…“その存在に気付いてから、どうしても
目が追ってしまうなぜなのか？”と戸惑ったスター悠未さまと、台詞を言っている人
以外全然観ていなかったので、意外とまた新鮮な感じだった

風莉じんさんの市長が「モロッコでフランコ将～軍、兵を～あげた」で始まる
あの場面に、再感動…
美郷さんの「今すぐには難しいー避難先ー見つけようー安全なところに…」から
どんどん盛り上がり、和央さんの「歴史に刻まれる、戦いが始まる今バルセローナで～
…何が、真実で、何が、嘘なのか、自分達の目で確かめるのだーー」と
宙コーラスの輪唱！鳥肌立てて観ていたものだ

それにしても和央さんと美郷さんの並びを観てものすごい寂しくなった　

今はもう退団している生徒さんを見ても懐かしいというより寂しい感じ…
いつかはみんな卒業してしまうという現実を目の当たりにしたというか…
２年でずいぶんと生徒さんが卒業した
だからこそ尊いと感じられる世界なのだけれど
学校の先生なんて大変だろうな、教え子が毎年（か２～３年毎に）必ず卒業だもの

セビリアが反乱軍の手に落ちた直後のマタドールチームの歌で
いつもアタクシお風呂で熱唱してたパート
「オーレの生まーれはセビリア～だ～何とし～てでも帰ーってみせるぞ～」これは
八雲美佳さんだったのか！今ならわかるぞ歌上手だから活かせるといいですね

この頃はヴィセント大和悠河さんほっぺふっくらしてる
トップになられてからだんだんゲッソリしてきて、黎明でほんのちょっと戻ったかな
という感じがしたけどね

このヴィセントの歌、今ならもうちょっと上手に歌えますきっと！

大和さんの歌に慣れたんだ、と今日の今日まで思っていたけどそれだけではなく
大和さんの歌、丁寧になったし味わいが出てきたし、まあ純粋に上手くなったと
思うんだな

考えてみたらこの公演では美羽あさひさんとと恋人役だったですよね、忘れていた
パッションの『大空へ』で、それはそれは優しい笑顔で美羽さんを包み込んでいた
からなあ！リードの仕方もこれまた優しくて萌え萌え萌え萌え萌え・・・。でした

それから、当時も上手だなあと思っていた記憶はあるけどラ・パッショナリアの和音美桜さん
黎明が慎ましい役だったので、今日観てその猛々しい歌唱に新鮮、そして感服！
引き出し多し！里見八犬伝の犬坂毛野も良かったしなあ
ココナッツグルーブのココナツガールもキュートだし

それにしても改めて思うこと

私にとって和央さんは宝塚トップスターとして、欠点が全く見つからない完璧なお人
何に一番心動かされるのか…甘えが全く無いプロ意識の高さ、かな？
尊敬してしまう

でも今の私にとって、最もときめかせてくれる存在は悠未ひろさまです

和央さんとの共通点？
それはあまりないかもしれない・・・

同じ悠未ひろさまファンだからと言って、その他気になる人が共通するとは限らない
のと同じでね、系統などないのです

宙組のスターたちの、私の中の位置づけ（？）は一言で言うと

（一例です）

悠未さまはその色気に腰砕け～にさせられる人

大和さんは母性本能くすぐられまくる人
蘭寿さんはトークが面白い人
北翔さんはファンに対しての行動言動が完璧だと感じる人
十輝さんはいつでも癒される人
七帆さんはファッションリーダー（珠洲春希さんと蓮水ゆうやさんも！）
早霧さんは今のところ現役生の中で最もビジュアル美しいと思う人

かな～…

公演が終わって寂しいので過去の作品観て、あれこれ考えちゃいました
ちゃんちゃん

本日のおやつ



羽二重団子と静岡川根の新茶

黎明東京千秋楽のあれこれ

日曜早朝の日比谷、先週までの雰囲気とは全然違う、異様な静けさ
と言いましょうか何と言いましょうか…

我々ガードは一歩ずつ後退し、前列に、それぞれの生徒さんの白い会服会員が
独特の雰囲気で速やかに入るとき、“そうだ、これは卒業式の雰囲気だ”と悟った
何度も練習してきた卒業式の、いよいよその終結を迎えた朝の清々しいような空気

生徒さんの中には、卒業の色、白を身にまとって楽屋入りされる人が少なくなかった
特に、次の公演から組長に就任される寿つかささんの真っ白なハーフ丈の
スプリングコートが眩しかった

と…静寂をやぶり、突然、一斉に湧き上がる拍手の嵐！
初めに入って来たのは彩羽真矢さん
キリッと描いた黒い眉のカーブと赤いリップカラーが目に飛び込んできた
拍手とガードの列にビックリしたような微笑みを浮かべる彩羽さんに涙出たなあ…

次は音乃いづみさん
白いスーツで、退団者特有のまぶしいオーラを放っていた
満面の笑顔でとても綺麗でした…
可能な限り、後のガード（例えばうちの会などの）に対しても「ありがとうございます」
と笑いかけてくれたのが印象的だった

そして組長！美郷真也さん
お姿が見えた瞬間もう涙ですよ…だって、晴れ晴れとした表情で白い歯のぞかせてね
初日よりもお痩せになっていて、でもハツラツとしておられて、白いスーツに白い肌に
悟りの境地の笑顔に、最後なんだな、ほんとに…と感じさせるオーラをかもし出して
ゆっくり歩かれているんだもん「すごいねえ！」なんて言いながら
わ～～～ん

この千秋楽は、アドリブはほとんどなくて、気付いたのは第六場混乱で酔っ払いの男
八雲美佳さんが「チキショ～」と言った後あたりで、見物人の光海舞人さんが
MPの麻音颯斗さんから貰った何かを見て「バ、バババ、爆弾だ～」と言ったの位かな

ここはいつも麻音さんが何らかのお菓子？をくれたり、逆に「あげないよ」と意地悪
したりしているのをよく観てましたけど、とある日には１階上手前方で観ていたら
「ン、オケッ！オ~ケ～」と言ってくれたことがあります　わーい！面白いありがとう～

あ、脱線するけど、その上手前方で、花道からセリ上がる轟さんのマネキンのように
美しき無表情が生首のような段階で視界に入ったときはドッキリしたものです
『（音楽）勝ち続けて～見失うより～敗北から～まーなぼ～』の前の、まだ照明が
当たっていない段階からセリ上がるのでね　

だから、武藤さんの『ウオオオオ』の後にセリ上がるマッカーサー大和さんも
もちろんチェックしたのさ！大和さんの場合あの場面ではサングラスかけてるので
イマイチ表情は見えなかったけど、なんかちょっとサングラスの向こうで笑っている
ようにも見えたかな～とりあえず私は笑ってしまったけどね
だってかわいいんだもんマッカーサー…

そして本題に戻りますが、千秋楽で一番感動したのはやっぱりサンフランシスコ全権団です

『あなたのような縁の下の力持ちが必要なのです、組織は地道にコツコツと仕事をして
くれている人が居るから成り立っているのですよ』

と、美郷さん、もはや近藤さんではなく美郷さんに向けて、目を覗き込みながら
心を込めて語る轟さんの台詞が終わると同時に、会場から熱い拍手の嵐が起こり
…変な音出しちゃったよ私「フンガッ」みたいな音

宙組バンザイ！美郷組長バンザイ！

美郷さんが、専科さんご出演のこの公演で退団されること、本当によかったなあ
下級生ばかりでもきっと感動はあると思うけど、やっぱり同期以上の学年の生徒さん
から送り出されるほうが数倍いいと私は思うのだ
脚本も素晴らしいしね
大劇場でこの作品を観たときから、この場面は千秋楽のためにあるようなものだと
思っていたけど、思っていた以上の感動だったな

砂漠の薔薇の道化の美郷さん登場にも暖かい拍手が起こっていました

音乃さんの娘役集大成のブギの女、とエトワール…これもまた輝いていました
日に日にほっそりされていきましたが輝きは増していました
千秋楽の日は、お芝居に出てくる“浄化作用”ではないけれど大層美しかった
退団者への愛情がしっかり伝わる宝塚の舞台、いいな宝塚って

白洲正子役の和音美桜さんの最後の銀橋歌、今までで１番泣いておられて
拍手も大きかった
「代役をやり遂げたこと」からくる感無量感を含むこの公演への想い、そして客席からは
「本当にお疲れ様」という暖かな応援の気持ちの表れかな
完全に習得されたよな代役を感じさせない素晴らしい演技だったし、プレッシャーを
感じていることをあまり見せなかったことがプロだなって思う

陽月さんが演じていたら、また全然違った白洲正子を見せてくれたとは思うけど
それにショーは、改めて陽月華さんの個性を強く実感させられたし
秋の公演では、元気なお姿を見せてほしいです

そしていよいよ、この数週間私をときめかせ、楽しませてくれた『黎明の風』『Ｐａｓｓｉｏｎ』
ともに終演を迎え、拍手喝采のあと幕が一旦降りて、副組長寿さんから
退団三名の略歴、好きだった役、そしてメッセージが読み上げられる
緊張の面持ちながらも暖かく、それぞれの生徒さんに向けて寿さんからの
メッセージも織り交ぜられていました

考えてみたら寿さんがお話される姿って初めてみたかも･･役柄以外のですよ
普段の話し方も男前でカッコいいんだなあ、なんて思ったりもして

朝と同じように、妙な静けさの中、粛々と寿さんから語られて、いよいよ最後
緞帳が上がり、退団者の階段降りが始められました

彩羽さんのご挨拶は、この公演が敗戦後の日本の話だったからなのか
平和なこの国に生まれることが出来た奇跡から、宝塚に入団できた奇跡のこと
それからご両親に向けての謝辞が印象的でした
目に涙を浮かべつつも明るい達成感を感じさせる笑顔で、つられ泣きですわ

音乃いづみさんのご挨拶はとてもシンプル
娘役としての控えめさや謙虚さがが伝わってくるようなさっぱりとした挨拶
退団への寂しさよりもやっぱり、充実感のほうが強いのでしょうね

美郷真也さんのご挨拶もそう
朝の笑顔そのままに、１００％出し切ってもう思い残すことは無いというような
颯爽としたお言葉と表情で、印象的だったのは寿さんへの餞のお言葉を
述べられたこと…「相棒をよろしく」って
美郷さんと寿さんのコンビは良かったもんなあ…組にあんなお姉さんがいたら
妹達も伸び伸び出来るんじゃないかなあって思えるような。。。

組からのお花と同期からのお花…
事前に和央さんが来ると噂を聞いていた人が多分多かったせいもあってか
会場のざわめきも一部から、という感じ
和央さんが初恋の相手の私としては、観てるだけでも
緊張しちゃったけどね、、、、、、、、、、、、、、、、ブルブル！

可愛い現トップさまの大和悠河さまと、元トップの和央ようかさまとに挟まれ
お花を受け取るニコニコした美郷さんを見ていて、雪解けを感じさせるような気持ちでした
なんか…なんかね････よかったな

和央さんは真っ黒の髪でショートでした
“主役はわたしじゃないから”と言っているような背中で足早に、もと来た下手に
男役がぜんぜん抜けていない歩き方で（笑）去っていき、最後に舞台にぺこりと
お辞儀をして、サッと戻っていかれました

美郷さんにごにょごにょ何を伝えたんだろう？

和央さんが登場してお花を渡す瞬間、なぜか異次元を感じたけれど、楽屋を出てくる
和央さんの姿と照れたような笑顔を見たら、現実のことだったんだと納得できたし嬉しくて
今まで気付かないうちに感じてしまっていた「和央さんは宙組のこと…好き？」という問い
に今日は「好きに決まっている！」と断言できる気がしました

それにしても、花總まりさん！相変わらず素敵でした
１０センチくらいはありそうなヒールの靴でも颯爽と和央さんの一歩後について
歩いておられました・・・
美男美女だな…

順番は前後しますが、汝鳥怜さんと轟悠さんが出て来られた時も盛大な拍手！
このお二人のご出演が、今の宙組にとってどれだけ貴重なことだったかと、私は思う
トップを目指す生徒にも多大な影響があったはずだし、脇役の存在がどれだけ大切かを
改めて知る場でもあったと思うから
演劇の世界はよくはわからないけれど、きっとそうだと思うのだ～

そして、ほんとにほんとに、最後です、袴姿のレディ３人！

彩羽さん、音乃さん、美郷さんがそれぞれ、ファンの方々からの暖かい掛け声に
ウンウンいいながらうれしそうな、輝く笑顔でおられるのを幸運にも間近に拝見し
感動を与えられ、もはや寂しいというよりありがとうという気持ちで満たされました

でも、いつか、将来、悠未さまのその日のことを考えずにはおれないので
恐ろしいです･･･私はそれに絶えられるだろうか？

そうそう美郷さんの同期の方が楽屋口でお見送りされているのにも感動したな～
同期って暖かいな～って
初風緑さんが、すぐ近くでビデオ撮影しておられました
なんだかスパイシーな美女、って感じでした

そしてトップスター大和悠河さまが出て来られ
ガード、ギャラリー、全体から一斉に歓声があがり、暖かい歓声と拍手喝采
我々には聞こえなかったけれど、笑いながらファンの方々に何か言ってましたね
朝もお手紙を回収ではなく手渡しでテンポ良く受け取っておられ、テンポが乱れると
手で“ホラホラ早く！”みたいなことしてたけど、それもまたカッコよくて…らしいなって　笑

大和さん、といえば、何度目かのカーテンコールで彩羽さんのことをなぜか
「チャミさん」と“さん”と呼んだのが大層可笑しかった
「マリエさん、いづみちゃん、チャミさん……？チャミさん」
チャミさん？なんでさん？…会場爆笑

まあ、そんなこんなで、暖かい千秋楽
宙の皆がますます　大好きだー
って思えた公演でした、とても素晴らしい公演でした

ご清聴ありがとう

千秋楽日のランチ


椿屋珈琲店のミックスサンドセット1,300円


お店がレトロで素敵ですよ

泣くジェンヌ

ここ何度かの観劇で、泣いている生徒さんがよく視界に入るので・・・

私も泣きそう

うう～…
だって美郷真也さんの退団が近づいていることによる神経過敏が舞台の感動に
直結そして助長するんだよ～…うーうー…

この前は、マッカーサー元帥（大和悠河氏）が「もう…司令官ではない！」という笑顔に
一筋の涙を流し、銀橋に出てきて涙を堪えながら熱唱、しつつもやっぱりお顔は
水浸し…みたいなことがあって、大和さんってあまり泣くイメージがなかったものですから
ハッ…な、泣いている！？…ううう～（以下もらい泣き）

またあるときは、マッカーサー…泣いていない、ホッ…と思いきや今日はジーン（美羽あさひ氏）
が泣いているではないかーーーううう～（以下もらい泣き）

さらに、ここはもう毎回感動せずにはいられない専科のお二人の講和の場面
“じいさん”（汝鳥怜氏）が泣いているのに気付いて自らもグッと来る白洲次郎（轟悠氏）の表情
ある日の轟さんはマジに感極まって顔を歪め、泣くのを堪えて演技していたのだけれど
講和への感動と武藤の男泣きに堪えきれず目に涙をいっぱい溜めて喜んでいた
…ううう～（以下もらい泣き）

その武藤（風莉じん氏）なんて、花道で近藤さん（美郷真也氏）の
「武藤さん、私は長年見てきたんですよ
頂点に立った者にしか理解できない孤独、焦燥感そして喜びを…」に既にうるるっと来て
舞台に立つころにはもう涙ぽろぽろ、「ウオオオオ」で演技の域を超える滝の雨
…うううううううう～（以下もらい泣き）

泣く所ありすぎるんだよー
ズビズビ

あと４公演です
目がいくつあっても足りないよ
ショーもね